AMP Research F1 Fork [Bicycle]
数年前にMTBショップに作ってもらったディスク台座付きのAMPのフォークレッグ。
真鍮ロウでディスク台座が付けられ、エンド部分も強化されています。
ロウ付け部以外は塗装が残っていたので、リムーバーで落としました。
この作業がけっこう大変。汚いので作業中の写真はありません。
丈夫に作ってあるのですが見た目にちょっと重くみえるので、穴を開けて外周のラインを整えます。
作ってくれたビルダーさんごめんなさい。
まずはけがいて、形を決めます。
穴をあけます。真ん中の小さな穴はこの後の糸鋸作業を軽減するため。
金工糸鋸で穴をつないで、ヤスリで仕上げます。この鋼は硬いですね。
紙ヤスリで真鍮ロウの仕上げをします。
最近流行りのフィキシーのように、素材のままクリアーコートで仕上げようかとも考えました。
でも山で使えばいくら南カリフォルニアといえど、すぐ錆びますね。
サンドブラストをかけます。そしてプライマーを吹いて今回は終了。
おっと、カンチ台座を削り落とすのを忘れました。でも付いていても良いかな。
次回へと続く。
SL-SS95 Rapidfire Remote [Bicycle]
確か6-7年前ぐらいだったかSHIMANOのリモートシフターが安売りされていたので、
「とりあえず買っとくか」というぐらいの気持ちで手に入れていたのですが、ずっと忘れていました。
8速の951用だと思い込んでいたのですが、リモートシフター自体にはラチェットのような機構は無く、
単純にワイヤーでシフターのレバーを引っ張る構造なので、9速にも使えます。
試してみると今更ながらですが"使えます"!!
ハンドルバーの端とバーエンドバーを持つと、ロードのブラケットを持ったみたいな感じです。
強引にシフターを引っ張る構造には無理がありますが、エンドバーからも指が届くデュアルコントロールレバーも
M980では出てないので、それはそれで無理があったのかなと。
電動になれば簡単なんでしょうけどね。
で、予備のワイヤーを買っとかないと、と調べたんですが当然手に入りません。
e-BayにはSS95がまだ出てくるので予備に幾つか買っておくか・・・と我を忘れてジャンクパーツを増やすところでした。アブナイアブナイ。
Syncros Seat Post [Bicycle]
サドル位置が前に出てきたので、シートポストも換えてみたくなりました。
一番奥は以前使っていたSyncrosで、短く切りすぎたのと、オフセットしてるのにしたくて
真ん中のKalloyに換えて乗っていました。シンプルで良かったのですが一寸見た目が安っぽい。
手前が今度つけるSyncros。
Kalloyの296gからSyncrosの236gへと軽量化。しばらくはカットせずに使います。
下の写真は前のSyncrossで内側が楕円になってます。
たしか昔は真ん中にリブが入った「日」の字断面を作ってたメーカーもあったような。
今度付けるのは普通の丸パイプですが、そのために細身の空気入れを中に仕込めます。
私のは26.8mmでかなり細いのですが、以外と入っちゃいます。
長いのを入れれば高圧も楽ですね。
Turnbull Canyon Road [Bicycle]
Hellman Wilderness ParkのTurnbull Canyon Roadへ行ってきました。
ここはL.A.からも近いせいか人が多いですね。
前回取り付けたメカニカルディスクブレーキはアタリが出てきたら効くようになりました。
380gの重量増分のメリットがあるかは微妙ですが・・・
走っていると、ヘッドベアリングが緩んだように前後にカクっと感じるので、
フロントサスを良く調べてみるとインナーチューブとアウターチューブの間でガタがあるようです。
ブッシング交換かなとウェブで調べると、専門工具が必要で個人で交換するのは無理のようですね。
ショップに出すしかないかなと。
(写真提供AE氏)
Avid BB7 [Bicycle]
MTBの記事が続きますが、とうとうこのクロモリハードテイルにもディスクブレーキ化がきました。
とはいっても、アイダをとって?機械式。
以前、別のバイクでShimanoの機械式をセットし結構な効きだったので、
より良いと言われるAvidなら十分かなと。
フレームには直接台座が無くて、インターナショナル台座アダプターが付き、
Avidのインターナショナル台座用アダプターが付いたブレーキがセットされます。
フレームのネジ座(ANCHOR独自のデザイン)にポストマウント台座のアダプターみたいなのが付けば、
アダプターとネジ2つが減らせるんですがね。
ちなみに私の年式のAXNPはカンチ台座が取り外せない・・・
外されたVブレーキ。効きは十分なのでいつかまた復活するかも。
このBR-M951が196gづつ。BB7が378gと388g(アダプター、ローター、ボルト込み)なので、
370から380g重量増加。ポストマウントなら300gちょっとしか増えないはずです。
フルアウターのせいか、あまりカチっとしませんね。特に後ろ。
ケーブルの取り回しも含めてもう少し調整します。
Front Deraileur FD-M901 FD-M970 [Bicycle]
フロントの変速はあまりしないから・・・といって昔の変速機で無理矢理シフトしてましたが、
やはりキチンと合わせようと思い交換しました。
8速用FD-M901。対応チェーンリングは46か48あたりのはず。
私のクランクはチェーンリングをXT用の42Tへ換えてあるので、プレートの円弧が合ってません。
で、e-Bayで一つ前のFD-M670を買ったのですが、スペーサーが付いてなかった。
仕方が無いのでネットで探すと$5+送料と以外と高い。そしてどこもアウトオブストック。
コラムのスペーサーが丁度、内径外径ともピッタリだったので、2つに切ろうと考えたのですが、
ダメもとでフォークオイルを置いてなかった近くのプロショップで聞いてみました。
ジャンクボックスを探してくれて、様々なシムを出してくれました。
「まさしくこれだよ!!」とShimanoのパーツを指差して「いくら?」
って聞いたら「そー、$1」って言うのでラッキーでした。
新旧比較。
120gから137g(128g+シム9g)へ重量増。
昔のXTR('92-'95)の方が仕上げが工芸的でキレイ。ロードのデザインから抜け出ていない形。
FD-M970はチョッと子供っぽいデザイン。FD-M985よりはマシですが。
簡単にセットアップする工夫がありがたいです。特にアームをアウター方向へ押し出すスペーサーは秀逸。
ついでに外したチェーンを洗浄。
簡単セットアップの筈でしたが、私のは短いBBでフロントリングが内側に入っていて、
チェーンラインが斜めになっています。このFD-M970の適正チェーンラインは50mm。
けっこうシビアなセッティングで何回もやり直して、やっと決まりました。
さすがに変速フィールは桁違いに向上。
「シャラシャラシャラジャッコン」から「シャッジャン」てな感じ。
Chumash Single Track [Bicycle]
マウンテンバイキングに行ってきました。
ダブルトラックのLas Llajas Canyon Roadを息を切らして登って行き、岩だらけのChumashシングルトラックを下るコース。130mmストロークの人達はカットんで行きましたが、私はホドホドのペースで。
写真は最後のゴール地点の緩やかな所。景色は南カルフォルニアというより高原っぽいですね。
行く前にキャスターアングルのために100mmを80mmに戻しました。
99年式AXNPが05年式XNC7と同じジオメトリーだと仮定して、図を描いて検討してみると、
肩下430mmで70.5°
肩下450mmで69.5°
肩下480mmで68°
100mmストロークだとキャスターが68°(モーターサイクル式でいうと22°)ぐらいになってしまってます。
やはりこのフレームでは80mmストロークが精一杯でしょうか。
スプリングが固めなので、タイラップが示すように70mmぐらいしか動いてません。
でもロックアウト無しなので丁度よいかなと。
2001 Rockshox Judy SL and Anchor AXNP [Bicycle]
年明け早々に南カリフォルニアのMTBクラブの方々に混じって、Verdugo Hillsで走ってきました。
で翌週はLas Llajas Canyon Rd.を登ってChumash Single Trackを下るというので、Youtubeのビデオをみたら結構キツそう。他の人達は最新のフルサスバイク、急遽下り対策をしました。
まず、日本のジャンク仲間から譲り受けた2001年モデルのJudy SLをメンテ。
アメリカのバイクショップは取り寄せが多く、日本のように細かな物まではなかなか売ってません。
シール類はなんとかWebで買えそうですが、さすがに当時の交換用スプリングは見つかりませんでした。
体重からすると柔らかいのに変えないとサグが出ないことになりますが、標準スプリングでいくしかないですね。
たまたまオイルだけ持っていたので、分解して交換しました。ついでにストロークを100mmに変更。
前面に貼ってあったグラフィックも剥がして外観も落ち着きました。
現在のバイクの仕様はこんな感じ
このAXNPフレームはXC用で当時のXC選手達はコーワの50mmやSIDをつけていたと思います。
2011年モデルのXNC7のデータをみると80mmトラベル肩下450mm想定と書いてあり、
05年の時点で60mmストロークが標準でした。
ということは私の99年?のジオメトリーは430〜435mmぐらいのはずですね。
キャスターが立っていると思っていたAMP F1フォークも、430mm+ヘッドベアリングなので
悪くなかったのかな。
前につけてた1998年モデルの63mmのSIDも同じぐらいでした。
80mmぐらいまでが許容範囲かもしれませんが、試しに100mmを付けてみます。
まずはAMPを外して下玉押しを再利用のために貫通マイナスドライバーで取り外します。
Judyに下玉押しをはめます。内径1-1/4の塩ビパイプの先端を下玉押しの形に合わせて削った自作ツールで打ち込みます。1-1/8コラムでも下玉押しがはまる部分はちょっと太いので、この内径なのです。1インチコラムには1-1/8のパイプが丁度よいです。
組み付けるとこんな感じです。肩下が480mmぐらいあるので、ちょっと無理があるかなと。
横からの写真。あきらかにキャスターが寝ています。サドルも前に動かしたほうがよいかも。
試乗して無理そうなら80mmに戻します。またバラさなければいけませんがね。
このJudyの直後に外からストローク変更ができるU-Turnが出ましたが、いまさら「なるほど」ですね。
また、タイヤを1.95のKenda Klimax Liteから2.1のパナFire XC Proにして、
ペダルをプラのケージ付きSPDに変えました。
これで多少は下りもイケるようになったかな?
重量は11.8Kgと1Kgぐらい増えましたね。
・・・その分馬力アップしなければ。
ANCHOR AXNP [Bicycle]
日本から持って来たMTBをここ西海岸で乗ってましたが、当然環境が違います。
LAからは車で1時間も走ればMTBが走れる山脈がいくつかあり、それらは急峻ではありません。
アップダウンが続きながら上がっていく感じで、路面はかなりカチカチのハードパック。日本のように落葉や水たまり、林間、スイッチバック、担ぎといったシチュエーションがありません。
とにかくスピードを殺さずに漕いでいく感じです。
現在すでに変な仕様になっているANCHORのクロモリ、日本の山遊び仕様です。AMPサスのせいでキャスターが少し立っているかもしれません。
まずポジションを改善。今のシートポストをオフセットした物に替えて、後ろに引けるように。ステムもひっくり返してスペーサーを移動し、ハンドルバーを低く。ケーブルがたるんでしまいましたが、もう少し長いステムにするかもしれないので、とりあえずこのまま。
Qファクターが広いのが気になっていたのでXT M751のペダル取り付け面の幅を測ったら175mmもあり、これより短いBBもありません。スクエアテーパー時代は軸長も色々あってギリギリまでよせられたんですが、Hollowtech, Hollowtech2とどんどん広くなっているようですね。
952XTR+112.5mmBBでQファクターを狭くします。
116mmBBは出番無し。それにしてもXTとBB規格が違うのがツライ。なにか理由があるんでしょうが。
フレームとのクリアランスはまだあるので、ULTEGRA BB-6500の109.5mmというのもありえますが、実測163mmになったのでMTBとしては普通でしょう。
タイヤは今は亡きパナのSingle Track 390のストックをこっちでおろしたんですが、カチコチの土には合いませんでした。もったいなかったですね。KENDA KLIMAX LITE あたりに替えます。
とりあえず手持ちの舗装用を付けたのでロードMTBみたいな感じになりました。
LAからは車で1時間も走ればMTBが走れる山脈がいくつかあり、それらは急峻ではありません。
アップダウンが続きながら上がっていく感じで、路面はかなりカチカチのハードパック。日本のように落葉や水たまり、林間、スイッチバック、担ぎといったシチュエーションがありません。
とにかくスピードを殺さずに漕いでいく感じです。
現在すでに変な仕様になっているANCHORのクロモリ、日本の山遊び仕様です。AMPサスのせいでキャスターが少し立っているかもしれません。
まずポジションを改善。今のシートポストをオフセットした物に替えて、後ろに引けるように。ステムもひっくり返してスペーサーを移動し、ハンドルバーを低く。ケーブルがたるんでしまいましたが、もう少し長いステムにするかもしれないので、とりあえずこのまま。
Qファクターが広いのが気になっていたのでXT M751のペダル取り付け面の幅を測ったら175mmもあり、これより短いBBもありません。スクエアテーパー時代は軸長も色々あってギリギリまでよせられたんですが、Hollowtech, Hollowtech2とどんどん広くなっているようですね。
952XTR+112.5mmBBでQファクターを狭くします。
116mmBBは出番無し。それにしてもXTとBB規格が違うのがツライ。なにか理由があるんでしょうが。
フレームとのクリアランスはまだあるので、ULTEGRA BB-6500の109.5mmというのもありえますが、実測163mmになったのでMTBとしては普通でしょう。
タイヤは今は亡きパナのSingle Track 390のストックをこっちでおろしたんですが、カチコチの土には合いませんでした。もったいなかったですね。KENDA KLIMAX LITE あたりに替えます。
とりあえず手持ちの舗装用を付けたのでロードMTBみたいな感じになりました。